2016年10月17日月曜日

習慣が人をつくる

こんにちは。アソシアの宮里です。

最近、アソシアの隣に立っている電信柱が少しだけ傾いているのに気づきました。
ちなみに、電信柱は1本100万円くらいするみたいです。

さて、今回は題名の通り「習慣」について考えてみました。

皆さんは、習慣って何がありますか?
・毎朝、6時に起きる
・朝風呂に入る
・子供を保育園に送る
・ご飯を作る
・車の運転をする
・・・・
挙げるとキリがありませんね。

習慣の意味は「反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる、固定した行動」らしいです。
要は、ほとんど無意識でも繰り返してる事ですね。
また、先ほど挙げたものを見ていくと1日の生活の中での行動って「習慣」が多くないですか?
ちなみに、生活の4割が無意識の習慣で出来ていると言われています。

なぜ、こんな話をしているか?というと。

前にもこのブログで書いた通り、僕らは対人援助と言って「利用者さんの生きづらさ・やりづらさを解消できるようにお手伝い」をしています。その際に、ご本人の「習慣」を無視することは出来ないんですね〜。その人の生活の4割も占めている習慣を無視して「生活のしづらさ」を解消していくことは出来ません。

僕が作業療法士になるために通っていた学校の実習でこんな事がありました。

お家で転んで手首の骨を折ってしまったおばあちゃんがいました。
手術後、リハビリを終えてほぼ完治したため治療を終了して自宅での生活に戻りました。

しかし、数週間後には「筋力低下」で再治療。しかも、それを繰り返しました。
骨折する前は、筋力は普通以上あり、骨折後のリハビリで筋力は戻る。けど、自宅に戻ると筋力は低下してしまう。

これ、明確な原因があります。

ご家族が「もう、おばあちゃん危ないから料理はしないで良いよ〜。また骨でも折ったらどうするの〜」ということでおばあちゃんから「料理」という習慣を取り上げちゃってたんですね。その結果、鍋を運んだり、フライパンを振ることもなくなったおばあちゃんは腕の筋力が低下していった・・・ということです。

タイトルの通り、「習慣が人をつくる」。
細かく言うと「おばあちゃんの”料理”という習慣が、手首の筋肉を作っていた」んです。


日常生活の中で不具合やうまくいかない事があった時、目先の不具合にだけ目を当てず、それに伴っていた「習慣」も意識した方が良いかもしれません。悪いところを治すだけではなく、習慣を維持して生活を取り戻す。これ、大事ですねー。

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