こんにちは。ソーシャルトレーニングアソシアの宮里です。
みなさんは「レジリエンス」という言葉をご存知でしょうか?
最近は、一般企業の社員教育や自己啓発の本にも紹介されている言葉です。
※resilience【レジリエンス】
失敗を成長の糧にして成功へと導く力。失敗する事への恐怖心や苦手意識を消し、一歩前に踏み出す力のこと。
とあるストレスをはねのけて、それでも前に進む推進力というような感じでしょうか?
例えば、、、上司から難しい課題を与えられても、「そんなの無理だよ〜」と落ち込むのではなく、「こうすれば出来るはず!!」と行動出来る力など。。。
欲しいですね〜?僕は、欲しいです。
では、そのレジリエンスを得るには、何が必要か?
①感情コントロール
②自己効力感
③楽観性
の3つという報告があります。
①の感情コントロールは、何もかも全てに一喜一憂しないということです。先にある目標を意識し、目の前で起こっていうることに感情を揺さぶられないようにする。
※「そんなの無理だよ〜」と落ち込むのではなく、「それをやる事でどうなるのか?」と考える。
②自己効力感は、少しずつでも出来てる実感を得て、「出来るかも」と思えることです。
※失敗をしながらも、「あれ?ちょっとずつ出来るようになってる」という実感。
③楽観性は、いつか出来ると考える。
※「いつかは出来るよ〜」「出来てなくても、クビになるわけじゃないよ〜」と考えられる。
ということです。
普段、就労支援をしていると「◯◯さんにダメだと言われた。無理なんだ。自信が持てない」と相談を受けることがあります。
その方の【レジリエンス】に着目すると
「◯◯さんにダメと言われただけで、就職出来ないわけじゃないよ(③)。人の言うことなんか気にしないで(①)。3ヶ月前よりは出来てますよ(②)」
という声かけになります。
障がい分野だけに関わらず、自分自身が生活や仕事をしていく上で起こるストレスを【レジリエンス】を意識しながら対処していくことで、ラク〜に過ごせるような気がします。
そんな【レジリエンス】を皆さんも生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
ソーシャルトレーニングアソシア
〜安心してチャレンジ出来る支援を〜
連絡先:989−1818(担当:伊井・宮里)